先進的な医療機器を活用した
ニューロモデュレーション
治療
中枢神経障害後の運動機能低下に
対するアプローチ
KEIO
UNIVERSITY
HOSPITAL
中枢神経障害後の運動機能低下に
対するアプローチ
ニューロモデュレーションとは、神経活動を外部からの刺激によって変化させることを表します。近年、このニューロモデュレーション技術を活用した運動麻痺の治療が注目されています。脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経障害によって、原因となる領域やその関連領域では、神経活動の低下や過活動が生じます。
当センターではそれらの神経活動をニューロモデュレーション技術により整え、中枢神経障害後の運動機能や感覚機能の改善を図ることに取り組みます。先端的な医療機器を活用し、科学的な根拠に基づく治療を安全に提供いたします。最大限の回復を追求し、利用者とご家族の生活がより豊かになることを目指します。
当科ではこれまで、損傷された神経機能の回復を目指し、神経前駆細胞移植や、肝細胞増殖因子(HGF)、先進的リハビリテーション治療など、さまざまな研究を試みてきました。 このたび、私たちはその成果を実践する場の一つとして、新しいニューロモデュレーションセンターとして外来を開始します。このセンターでは、脳神経系障害を抱える方々のために、リハビリテーション科と協力した専門的な治療を提供します。整形外科では下肢機能障害がある患者さんに対してHAL®(Hybrid Assistive Limb)を用いた機能回復トレーニングを担当します。
私どもの使命は、各患者さんの生活の質を向上させ、できるだけ自立した日常生活を営むことができるよう支援することです。患者さんやご家族に寄り添い、明るい未来を一緒に切り拓いていきたいと思っています。
皆様のご来訪を心よりお待ちしております。
この度、先端科学技術を活用したニューロモデュレーションセンターとして外来を開始します。私たちのミッションは、「脳卒中や脊髄損傷、神経難病などの中枢神経障害に対して、神経科学に基づく診断・評価を行い、運動麻痺に対する先進的な治療により、健康増進・機能回復を支援して、患者さんの生活を豊かにする」ことです。
詳細な電気生理学的評価や、動作分析により、お一人おひとりに合わせた治療プランを立案します。手指や足の機能回復や歩行能力の向上を通じて、患者さんが思い描く目標や夢の実現に向けて、私どもスタッフ一同が全力で支援させていただきます。
電気刺激や磁気刺激を活用し、上肢の反復運動を行います。科学的な知見に基づき、脳の可塑的変化を促します。
詳しく見る電気刺激や磁気刺激を活用し、上肢の反復運動を行います。科学的な知見に基づき、脳の可塑的変化を促します。
詳しく見る磁気刺激やロボットスーツなどを用いた歩行をベースとしたトレーニングを提供します。
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